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【管理職養成講座】価値観や考え方の異なる部下とのコミュニケーションに必要な姿勢とは?

こんにちは!MICA COCORO広報チームです。

先日、MICA COCORO代表 宮本による、ダイアモンドオンラインさんでの連載「管理職養成講座」の第5回が公開されました!

第5回である「ストレス抱える中途社員の相談に、言ってはいけない課長の一言」では、多様化の広がる中で、価値観や考え方の異なる部下とのコミュニケーションについて紹介しています。

今回も、記事では紹介できなかった詳しい背景や、傾聴・「意味への応答」技法について、こちらのBlogで紹介したいと思います。

 

前回の記事についてはこちら⇓

 

Aさんは、なぜ課長への相談にいたったのか?


この事例は、キャリアアップを目的とした転職で、事例の企業に中途入社した27歳のAさん(男性)が、企業風土や価値観の違いから、日々疑問に思うことが増え、やがて我慢の限界になってしまったことから始まります。

「何も言わずにこの会社を去るか」と考えるほど、ストレスの極限状態にあったAさんでしたが、自分でも何が決定的な問題かわからず、モヤモヤしていたこともあり、「飲み会の席で、この会社の変化を望む話をしていたK課長に、一度相談してみてから転職を考えるか」と、悩んだ末に相談に至ったという背景がありました。

人が相談するときの2つの心理状態の説明については、記事をご覧ください。

 

K課長はなぜ、Aさんの話を理解できなかったのか

結局、自分でも明確に悩んでいる事がまとまらないままで、K課長に相談したAさん。

しかし、K課長は、新卒から同じ企業に勤める管理職です。
会社の変化を望んでいるとはいえ、この企業風土にどっぷりつかり、自社以外の環境がどのようなものなのかも、実際には体感がないまま管理職になっているのが実情です。

そういったK課長に、何の前ぶりもなく、社外的な視点から見た「社内の非常識な部分」を指摘しても、一瞬では理解してもらえないのは、無理もありません。
さらに、Aさんは、ストレスが極限状態だったため、少し感情的になってしまい、話が散乱したまま、K課長に話し続けるという悪循環でした。
そのため、K課長は「結局、Aさんは何が言いたいのかわからない」と思い、「結局、話のポイントはいったい何だ?」と聞いてしまったのです。

 

多様化社会でのマネジメントに必要な姿勢

K課長の質問は、今後ますます増加すると考えられる多様性のチームをまとめる管理職としては、少々もったいない返しとなっています。

なぜなら、「社外から見た社内の非常識な部分」について話を聞くことは、企業にとっての改善点やイノベーションのヒントになることが、多々あるからです。
また、聞き入れる企業風土は、優秀な人材の流出防止にも効果が波及します。

つまり、K課長に必要だったのは『聴く姿勢』だったのです。
では、どのように対処したらよいのでしょうか?

 

傾聴技法「意味への応答」で話の真意を明確に

ダイヤモンドオンラインの記事でも紹介している通り、傾聴の「意味への応答」を用いることで、相手の話に出てくる「事柄」と「感情」の結びつきを、お互いに理解し、話の真意を明確化することができます。

前回の記事でも紹介しましたが、「傾聴」とは、相手の話している ことを否定的な態度や考えで聴いたり自分の意見を押し付けたりせず、相手が感じて いることや価値観を、漏れなく一生懸命聴くことです。

すぐに結論を求めるのではなく、相手の話の中に出てくる「事柄」と「感情」の結びつきを理解し、しっかりと2つの結びつきを相手に伝え返すことで、相手の頭の中で、複雑に絡み合っていた出来事と感情が整理され、問題解決への糸口となります。

また、相談者は、少しづつ頭の中が整理され、理解されていくことで、少し冷静に話を進められるほか、「ああ、この人は自分の話をすごくよく聴いてくれている」という信頼にもつながります。

 

今回の事例では、K課長が「意味への応答」を使用していた場合の会話を紹介しています。

 

K課長の対応は、いかがでしょうか?

ビジネスシーンでは、相手の時間を配慮し、結論から入ることが求められたり、内容がまとまっていないままで話すのは、失礼な場合もありますが、誰もがいつでも上手に話せるわけではありません。
多様性が加速するほど、上手く話せない人や、相性が悪い相手、ストレスで感情的になってしまう人も出てくるでしょう。

「“話すことがまとまっていない状態”(事柄)だけれど、“聞いてもらいたい気持ちがある”(感情)という理解で聞けばいいんだね」
といったように、事柄と感情の結びつきを1つ1つ確認し、話を聴いていく姿勢を持つことで、自分とは違う価値観・考え・立場を持つ相手の話を少しづつ紐解き、理解し、信頼関係を構築することができます。

 

今回、Blogで紹介した内容を踏まえて、ぜひもう一度「管理職養成講座」の記事をお読み頂けると嬉しいです。

 

 

MICA COCOROでは、企業向け研修や個人向けカウンセリング・研修を行っております。
本記事のような、マネジメント層の育成にお悩みの企業様、管理職になったものの、なかなか上手くいかず戸惑っている方、是非ともお気軽にご相談ください。

研修などの内容については、少しずつBlogにて紹介していければと思っておりますので、是非今後もチェックしてくださいね!

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